平成生まれサラリーマンのゆとり飯・ゆとり旅

ゆとり世代のサラリーマンが都内近郊の美味しかったお店や旅行について紹介します

【鹿児島旅行】【1日目③】宿編!指宿の休暇村で砂風呂体験とまったり黒豚しゃぶしゃぶとハーフバイキング!満天の星空を楽しむ貸切風呂も!

1日目 食事編の続きです。黒豚のとんかつとしろくまでお腹いっぱいになり、鹿児島の焼酎も飲んで満足したので、この旅の目的である指宿に向かいます。五位野駅から特急なのはなにのって50分ほどで到着しました。

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食事編でも書きましたが、指宿へは電車の本数が非常に限られているので、計画的に移動することをお勧めします。時間的には、通常列車<特急なのはな<特急玉手箱となっています。特急なのはなは黄色い外装でいかにも南国な感じです。窓が少し曇っていて鮮明ではないですが、海側に座れば桜島を見ることが出来ます。

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指宿駅に到着!

指宿駅に到着しました。注意事項としては、指宿駅ICカードが一切使えません。五位野駅ではICカードが使えたのでICカードで入場したのですが、指宿駅では使えないので、自分達は窓口で払戻し証明書をもらった上で、現金を支払いました。

この払戻し証明書を持ってICカードの使える駅の窓口に行くと、ICカードの入退場情報を読み取った上で返金してもらえます。自分たちは翌日に鹿児島中央駅で返金してもらいました。非常に面倒なので、指宿に電車で行く場合は、必ず切符を買って行くように!
なお、駅の方に聞いたところ、ICカードを導入するには1億円ほど必要なので、導入していないとのこと。確かに手渡しで切符を渡すのも風情があっていいですが、返金処理などが面倒なのは正直いまいちです。改善頼みます、JRさん!

さて、指宿駅はかなり南国な雰囲気でした。西郷さん?のオブジェがお出迎え。有名な温泉街なので、もっとお土産屋さんでみぎわっているのかと思いきや、意外と何もありませんでした。お土産を買う予定での人は買える時に買っておくのが本当にいいですよ!(後述の通り、休暇村の売店は値段も少し高く、商品も少ないのであまりお勧めできません)。

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駅前には足湯もあっていい感じ!なお、外装はとても綺麗ですが、実際は古い駅舎の周りを綺麗に木枠で囲っただけのようです。トイレも外からは綺麗に見えますが、中は汚かったので注意が必要です。連れは入ってすぐに出てきてました笑。

タクシーを使っていざ休暇村へ!

休暇村は1日に何度か送迎バスが来ていますが、自分たちは遅い時間についたので、今回はタクシーで行くことに。駅前にタクシー乗り場があって、すぐに捕まえることができます。指宿駅から休暇村まではタクシーで10分程度で着きます。初乗りは少し高くて760円程度が相場だったので、休暇村までは1200円程度で行くことができました。どうしてもタクシーだと割高になるので、移動費を抑えたい方はぜひ送迎バスの時間に合わせて移動されることをお勧めします!

さて、休暇村に到着しました。フロントはとても綺麗になっていて、フロントの方の対応も非常に良かったのが好印象です♪ ただし、ホテルの周りにコンビニなどは一切ないので、お酒などを持ち込む場合は駅周辺で事前に買っておきましょう!

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今回は山側のホテルタイプの部屋にしたのですが、プランの特典として、貸切風呂と砂風呂の無料チケットが2人分ついていました。貸切風呂は45分で2160円(税込)、砂風呂は1080円(税込)です。これだけついて1人あたり12,000円だったので非常にお得でした!その分、ホテルタイプの部屋なので、畳もなく、ベットだけですが、観光で時間いっぱい外で過ごす場合は気にならないと思います。

また、女性限定ですが、フロント前にある色浴衣を無料で借りることができます。連れは非常に喜んでいました。こういったサービスはいいですね♪ ピンクの花柄の浴衣を選んでました。

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外では足湯を楽しむことも出来ます。フロント近くのカフェで100円でコーヒーが買えたりするので、早く到着した際は利用してみてはいかがでしょうか?錦江湾を眺めながらゆっくり出来て最高ですよ!

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さて、お部屋はビジネスホテルより少し広いかな?程度でした。お風呂はついていません。洗面台はかなり小ぶり。また、部屋には浴衣が付いています。サイズは小・中・大となっており、特大サイズは廊下に備えてありますので、必要な方はそこから取って来ましょう。ベットがクイーンサイズとなっていてとても大きかったのはプラスのポイントです。

繰り返しますが、自分たちは観光メインで来たのでまったく気になりませんでしたが、宿でゆっくりすることをメインに考えている方にはホテルタイプの部屋はお勧めできません。海側の座敷タイプの部屋を取るようにしてください。

さて、18:30から食事にしたので、その前に砂風呂と温泉に入るとこにしました。ガイドマップ等にも書かれていますが、休暇村では指宿で唯一、プラス100円でビワの葉を敷いて砂風呂に入ることができます。びわの葉を入れることで美容効果がアップするのだとか!せっかくなので敷いてみることにしました。

指宿名物 砂風呂へ!

まずは男女分かれて大浴場に入ります。このように、大浴場内に作務衣が置いてあるので、下着を含めて服を全て脱いでから、それに着替えます(写真は男湯ですが、女湯も基本的には同じです)。スボンにゴムが入っておらず、そのままだとぶかぶかなので、きつめに紐で縛る必要があります。

作務衣を着終わったら大浴場への入り口の横にある出口から、砂風呂に向かいましょう。砂風呂浴場は屋根が付いているので雨の日でも入ることができますし、ガラス張りなので冬でもあまり寒くありませんでした(暖かくはないので、人によっては肌寒く感じるかも)。ここで男性と女性が合流することができます。

合流したらスタッフの方に砂風呂チケットを渡して入浴開始です。穴を掘ってくれるので、そこに寝そべる形になります。砂が湿っているので、結構胸が圧迫されて重い!!自分たちはびわの葉を追加したので、腰の下にびわの葉が入った袋を敷きました。

砂風呂は初めてでしたが、身体中が満遍なく温まりすごく気持ち良かったです。あえて例えるならば、顔だけ外に出してサウナに入っているような感覚でしょうか?10分ほど入っているとじんわり汗が出てきます。20分くらいしたら出て砂を落として出ました。とても気持ち良かったですが、砂が身体中に着くのは苦手な人は苦手かもしれないですね。

砂を落とした後は、そのまま大浴場に向かって汗を流しました。大浴場は珍しく畳ばりになっていました!すぐにお湯が乾いて気持ち良かったです。また、露天風呂は海を一望することができて絶景でした。次の日の朝にも入りましたが、朝日が差す海を眺めながらの露天風呂は最高でしたよ。

泉質は少し白く濁っていて、さらりとした感じでした。塩分が入っているので、少ししょっぱいです。髪がごわごわになるので、特に女性の方はお湯が髪につかないように気をつけるといいかと思います。

ちなみに砂風呂について、ホテルのおじさん曰わくビワの葉は入れない方がいいとのこと。理由としては、腰にビワの葉を敷くので温度が下がってしまうかららしいです。早く言ってよ、と思いましたが、温度が下がったおかげか他のお客さんが10分くらいで汗を流して出ていましたが、僕らは20分くらいゆっくりのんびりと入っていることが出来ました。心なしか肌や髪もツヤツヤです。結果的には良かったです。(もしかしたら、びわの葉を100円で入れてしまうと商売的に単価が高くなるから、かもしれないですが)。

あと、皆さんが気になるであろう写真ですが、自分たちはスマホを置いてきてしまったので撮れませんでしたが、他のお客さんが従業員の方に頼んで撮ってもらっていたので、大丈夫だと思います。カップルや夫婦で来ている場合は、2人で砂風呂に入っている写真はぜひ撮りたいですよね♪

ただし、帰りに大浴場を通らなければいけないので、他のお客さんへは配慮する必要があるかと思います。また、身体中にめちゃくちゃ砂がつくので(多分、想像している以上に付きます笑)、防塵防水機能がついていないカメラやスマホを使っている場合は特に故障に注意してくださいね!従業員の人はずっと砂を掘ったり、掃除されたりしているので全身砂だらけです。

夕食は黒豚しゃぶしゃぶとハーフバイキング

さて、砂風呂も入ることも出来てさっぱりしたので、次はお待ちかねの夕食です。今回は黒豚しゃぶしゃぶとハーフバイキングコースにしました。他にも、プランによってメインの料理が変わりますが、基本的にはハーフバイキングが付きます。

ハーフバイキングはこんな感じでした。キビナゴやさつま揚げなど、目の前であげてくれるので熱々を食べることができます。味はそこそこでした。まぁこれは値段設定的にも妥当かな?小鉢がたくさんあるのも酒のつまみになって◎でした!小鉢の胡麻豆腐とキビナゴがとても美味しかったです。デザートもたくさん並んでいました。ハーフバイキングと聞いてどうかな?と少し心配に思っていたのですが、想像以上にたくさんの種類があって良かったです。

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この日はサツマイモを使ったブリュレとトマトのゼリーがデザートとして用意されていました。美味しかったですが、バイキングのデザートとしては種類は少し物足りない感じです。ハーフバイキングなのでしょうがないですね。

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女性にはうれしい鹿児島のお茶もたくさんの種類が用意されています。個人的には穀物のお茶がさっぱりしていて口直しにちょうど良かったです。

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自分はこんな感じに盛り付けました。昼間のとんかつがまだ残っていて、控えめに笑。

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肝心の黒豚しゃぶしゃぶはこのようになっています。結構肉は厚めに切ってあります。出しは昆布で取ったシンプルなものでした。タレはポン酢とゴマダレの2種類用意してありました。数秒間、お湯でしゃぶしゃぶして食べてみると、甘い!!!今まで食べた豚肉の中で一番くらい甘いです!そして口の中でサッと溶けていきます。ハーフバイキングで少しお腹いっぱいでしたが、食べきることができました。男性でも満足できる量だと思います。あと、ホテルの方の対応はものすごく良かったですよ!

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鹿児島らしく、焼酎飲み放題もあります(有料です)。個人的に飲みたい焼酎がなかったのと、試飲で焼酎は満足していたので、今回は見送ることに。

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食後は星空の見える貸切風呂でのんびり

食後は少し部屋でゆっくりしてから、宿泊プランに付いて来た貸切風呂に入りました。貸切風呂は2Fにあり、フロントで鍵を借りて入ります。中はこんな感じになっています。大浴場は温泉宿によくある馬油のシャンプーなどが置いてありましたが、貸切風呂には専用のグレードが高いアメニティーが置いてあります。また、タオル(バスタオル、フェイスタオル共に)も置いてありますので、何も持たずに行っても大丈夫です。個人的にはのぼせ防止のために、ペットボトルの水やお茶を持っていくと良いかと思います。

浴室の中は半透明のガラス張りになっています。開けることも可能なので、より鮮明に錦江湾を望むことができます。夕暮れは夕日が綺麗ですし、夜は満天の星空を楽しむことが出来ます。なお、夜は20時半くらいから対岸の灯りが消え始めるので、星がよく見えます。僕たちは星空を眺めながらたっぷり45分、星空と温泉を満喫しました。

貸切風呂で温まった後は、定番のアイス!ホテルの売店を買ったアイスで体を冷ましました。部屋に戻った後は、お昼に買った蔵限定の焼酎で一杯!ほんのりと甘くてお湯割にとても合いました。ベットは硬すぎず、柔らか過ぎずいい感じ♪ 疲れもしっかり取ることができました。この日は11月末で空気がすごく乾燥していたので加湿器を借りようと思ったのですが、全て貸出中になっていて借りれなかったのが残念です。喉が弱い方は加湿器をチェックイン時にすぐに借りることをお勧めします。

翌朝の朝食はバイキング

翌朝の朝食はバイキング形式でした。朝風呂に入ってから少し遅い時間に昨日と同じ会場に向かいました。ちょっと食べ散らかした感があったのは残念でしたが、結構な種類の料理が置いてあります。個人的には鶏飯(けいはん、と読むらしい、初めて知りました笑)と焼き豚がとても良かったです。鶏飯は鹿児島の郷土料理として有名ですね!焼き豚は黒豚を使っているのかとにかく甘い!!ちょうど目の前で焼いて切ってくれたタイミングで食べることがでいたので、熱々で食べることができたのがとても良かったです。

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なお、朝食バイキングの時間は7:00〜9:00まで。9時ぎりぎりまでいましたが、後半でもちゃんと料理の補充がされていました。このあたりも高評価ポイントです!

指宿には多くの宿があって、よりハイクラスの宿もありますが、価格設定もちょうど良く、背伸びせずに泊まることがでできます。温泉は文句なく良いですし、バイキングも充実しています。ホテルの方の対応もとても良いのでお勧めです。

■店舗情報

宿情報:休暇村 指宿
お勧め度:★★★★☆
最寄駅:JR指宿駅

公式ホームページ:

休暇村指宿【公式】《ベストレート保証》|砂むし温泉・天然かけ流し温泉を愉しむ南国指宿のリゾートホテル

次は、2日目移動・観光編に続きます。

この旅行の始まり移動編はこちら

yutorimeshi.hatenablog.com

 ではみなさんも、良いゆとりライフを!